CD 輸入盤

オペラ・アリア集 ジェシー・ノーマン、テンシュテット&ロンドン・フィル

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2564636542
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ワーグナー:オペラ・アリア集
ジェシー・ノーマン
テンシュテット&ロンドン・フィル


名ソプラノ、ジェシー・ノーマンのオペラ・デビューは、1969年、ミュンヘン国際コンクール優勝後に契約を結んだベルリン・ドイツ・オペラで歌った『タンホイザー』のエリーザベト役でした。その公演は大成功を収め、批評家は「ロッテ・レーマン以来の偉大な声」と絶賛、彼女のキャリアの華々しいスタートを彩ることとなりました。
 ドイツ、フランス、イタリアものから新ウィーン楽派まで幅広いレパートリーを持っていたノーマンですが、ワーグナーはやはり得意としていたようで、『イゾルデの愛の死』は、デイヴィス、カラヤン、テンシュテットの3つの録音で聴くことができます。
 中ではこのテンシュテット盤が最もノーマンの声が美しく捉えられており、テンシュテットの包容力あるスケールの大きな指揮のもと、コントロールの効いた見事な声でワーグナーの名アリアを歌い上げています。
 この頃のノーマンは、クルト・マズアとの『4つの最後の歌』のLPが1983年にヨーロッパでベストセラーとなり、1984年にはテンシュテットと『ドイツ・レクィエム』を録音、1985年から86年にかけてはショルティと『ローエングリン』を録音、1987年4月にはレヴァインと『ワルキューレ』を録音(ジークリンデ役)、同年8月にはカラヤンとのワーグナーで歌い、そして12月にテンシュテットとこのワーグナーのアリア集を録音といった具合に贅沢な共演者に恵まれ、各方面からの多彩な刺激を受けてその歌唱が非常に立派になっていた時期でもあります。(HMV)

【収録情報】
ワーグナー:
・『トリスタンとイゾルデ』〜前奏曲と愛の死
・『タンホイザー』第2幕〜エリーザベトのアリア『貴き殿堂よ、喜んで私はおまえにあいさつを送る』
・『タンホイザー』第3幕〜エリーザベトの祈り『万能の処女マリア様! わが願いをききたまえ』
・『さまよえるオランダ人』第2幕〜ゼンタのバラード『ヨホホエ! 帆が血のように赤く』
・『神々の黄昏』〜ブリュンヒルデの自己犠牲

 ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)

 録音時期:1987年12月
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 録音レーベル:EMI

ユーザーレビュー

総合評価

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ノーマンのファンの方々には申し訳ありませ...

投稿日:2020/04/03 (金)

ノーマンのファンの方々には申し訳ありませんが、このCDはいただけません。彼女のドイツ語の発音が、所謂「巻き舌」発音で、ドイツ人と話した経験のある方なら簡単に分かられると思いますが、歌曲以前のレヴェルのものです。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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演奏内容でなくこのCDについて。 この97年...

投稿日:2017/08/27 (日)

演奏内容でなくこのCDについて。 この97年に日本で発売されたジェシー・ノーマンのワーグナーはそのCDタイトルが大変興味深い。 「ワーグナーの神髄 ブリュンヒルデの自己犠牲」 なんて大袈裟なタイトルだろう。 なんの因果かテンシュテットの死の直前に発売されたものだ。まるで彼の死を予見し惜しむかのような過剰なタイトルだ。 これを考えた担当者の「過剰な踏み込み」を讃えたい。 基本的には当時旧EMIが展開していたレッドラインシリーズの国内版だったと思う。 皮肉なことにテンシュテットがロンドンフィルの音楽監督を辞任したのち、おそらくライヴをふくめ最初の演奏であると思う。つまり彼の復帰を象徴する録音にあたる。 私はこの演奏は大好きだ。 ジェシー・ノーマンの圧倒的なパワーと厚みのある声(声楽さっぱりな私でもすげぇと思った)やテンシュテットのふくよかにやらかく、だが凄まじいエネルギーをもった演奏。 有名なテンシュテットのホームページにもあるように確かにノーマンは息が短い・・。 英インディペンデント紙だったとおもう。 NORMAN LEBRECHT氏のテンシュテット追悼文にこの録音について記述があり翻訳機能によれば 「ノーマンはテンシュテットが求める「トップノート」が出せなかった」 とある。「トップノート」がうまく訳せないがどうやらテンシュテットは不満があったようだ。 両者は1984年にもコンサートでワーグナーをやっていたと思う。来日公演直後にロンドンでたしか「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死「神々の黄昏」葬送行進曲とブリュンヒルデの自己犠牲など。 録音があれば是非きいてみたい。 なぜなら「巨匠神話」に明確にメトのレヴァインから「指環を振る機会すら与えられていた」といった記述があり、もし実現していれば上述したロンドンでの演奏会のようになったであろうと想像することが可能だからだ。 これはスタジオ録音だがライヴではテンポもかなり揺れ動いたのではないかとおもう。 余談だけれどもテンシュテットはEMI時代に少なくとも二回オペラ録音のチャンスがあった。 二回ともリヒャルト・シュトラウスの「エレクトラ」。 一回目はピアノリハーサルをはじめたがテンシュテットがキャスティングに対して違和感?を感じたため中止となり、かわりにマーラーの交響曲第六番を録音したとのこと。 二回目は1985年にメトでライヴ録音する予定だった。(アルファベータ社「マエストロ」第二巻を参照)リハーサルも何週間かおこなったが大病を患ってしまったため実現しなかった。 わたしは英語はさっぱりなので間違いがあるかも。よろしければNORMAN LEBRECHT氏のホームページSLIPPED DISCの「不可解なクラウス」(翻訳機能)のコメント欄を読んでいただければ。

ニトロプレス さん | 愛知県 | 不明

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ノーマンにはあまり興味をかんじませんでし...

投稿日:2007/03/20 (火)

ノーマンにはあまり興味をかんじませんでしたが、テンシュってットのオケはすばらしいです。本当はオペラ向きだった指揮者だと思っている。

たけかわ さん | 豊中 | 不明

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